精神障害者が観たジョーカー フォリ・ア・ドゥ

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ジョーカー2を字幕と吹き替えの両方で観ました。

精神病や、精神病院が出てくるのこの作品はかなり注目していました。

世間的に賛否両論、というより否の意見が多いのですが、私自身は普通に満足できる内容でした。

個人的に、初見より何回も見たほうが楽しめる映画かなと。

↓『ジョーカー』前作の妄想についての記事

※ややネタバレ含みます

副題のフォリアドゥ(感応精神病)の勝手な解釈

感応精神病という言葉は恥ずかしながら、今作を見るまで知りませんでした。

しかし、精神病院に3回ほど入院し、それを合算してトータル12ヶ月ほどいた自分の入院体験を思い出すと、もしかしてこれかなぁってやつがありました。

というより、言ってしまえば乞うご期待の闘病記に詳しく書いてるのですが、自分も親しい人から影響されて陰謀論にのめり込み、その結果、統合失調症になりました。

これファリアドウか…?

感応精神病か…?

まあ、それは置いといて

今作のジョーカーというキャラクターにリーだけでなく、劇中の群衆も熱狂し、もはやアーサーもついていける状態ではなく、むしろアーサー自身の心理として冒頭のアニメの『俺と俺の影』にあるようにジョーカーというカリスマがただ一人歩きして、アーサーも期待に応えようとジョーカーを演じます。

なので自分の勝手な解釈として、ファリアドウ(感応精神病)とはアーサーとリーの2人狂いではなく、ジョーカーという偶像を憧れている人々、アーサーを含めジョーカーになりたい人、暴徒化した群衆がジョーカーというカリスマ的キャラクターを勝手に期待した妄想で、これこそファリアドウ=感応精神病なのではないかと考えました。

そして最後のシーン。

アーサーもジョーカーという現象、の被害者になったと見ることもできるのではないかと感じました。

実際に妄想のステージショーで「後を継ぐ息子が欲しい」(正確な歌詞ではないかもしれません)と歌っていました。

今作のサウンドトラックではないのですが、レディー・ガガの新アルバムがとても自分好みです。

劇中でもジョーカーが歌う「The Joker」がかなりガガのテイストになって心地いいです。

最近知ったのですが、「The Joker」という曲はボビー・ライデルという人が1965年に出した曲らしくて、謂わば「バットマンのジョーカー」とは無関係のようです。

かなり歌詞が世界観とマッチしていて、逆になぜ前作で使われなかったのか疑問に思いました。

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