タイトルのキから始まる放送禁止用語は伝わりますでしょうか?
例のあのキから始まってイで終わる言葉です。
統合失調症を患っている、自意識過剰な私だけかもしれませんが、このキから始まる言葉を街中でふと聞こえてしまうと耳から頭に入ってしまいます。
例えば他の障害者に関する蔑称(例えば知的障害や視覚障害や聴覚障害などの身体障害)を居酒屋や喫茶店、街中などで聞こえてくることは基本ありません。稀に聞こえてきても、私が他の障害を患っていないため、耳に入らないのかもしれません。しかし、精神障害者の蔑称(改めて言うとキから始まる言葉)は居酒屋や喫茶店で本当にたまにですが耳にし、聞こえてしまいます。
これは私の推測ですが、目に見えてわかる障害の蔑称はその人がかなり悪く見える、また、その人が単純な差別主義者であると公言してるようにダイレクトで印象付けます。
そして、その差別用語を公言することによって、その人がかなり無教養に、言ってしまえば幼稚に見えてしまうのではないかと。
あくまで私の考えで非常に単純な話ですが。
その一方で精神障害者を意味するキから始まる言葉は私の視点ですが、スーツを着たサラリーマンが平気で「あいつ、キ××イだからさ笑」と居酒屋などで言っているのを耳にしてしまいます。
これは邪推ですが、精神障害者はまだ他の障害者に比べて、その蔑称を言うことによってその人が悪く見える段階にまだ行ってないのではないかと考えます。
また、別の視点ではキから始まる言葉のニュアンスはただ「頭がおかしい人」という意味で、精神障害者を馬鹿にしてるわけではなく。単純に言葉としてる成立しているだけと言う見方ももちろんありますが、差別用語として存在している限り聞いてて気持ちのいいものではないですね。
実際に言葉として成立してる具体例で漫画『釣りキチ三平』のキチは単純な言葉の意味でのマニアを指しますね。
タイトルと内容がやや乖離しましたが、言いたいことはキ××イなどのこうした言葉は当事者だから敏感に耳に入りやすいのかも知れません。
例えばやや考えが飛躍しますが、海外にいるとして日本人を表す差別用語をもし街中で自分を指してるわけではないのに言われたら、嫌でも耳に入ってしまうと思います。
それどころか、その国の言語がわからなくても日本の話題が出たりしただけでも…。
「ファッ×ンジャ×プくらい分かるよバカ野郎!!」
北野武監督作品『BROTHER』より