思考吹入かテレパシーか、ただの妄想、幻聴か

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どうも

皆さま、思考吹入(しこうすいにゅう)という用語をご存知でしょうか?

(知ってるよ、そんなの)

(知らねーよ、そんなこと)

ヤニドレイ(やばい、誰かの声が浮かんだ…)

という様々な声が脳内に聞こえてきました。

……というのは嘘で、思考吹入を大雑把に説明するとこんな感じになります。

(わからねーよ、それじゃ)

ヤニドレイ(・・・・・・。)

おふざけはこの辺にして私自身の体験を絡めて真面目に説明します。

私が患っている統合失調症の症状で他人に自分の考えが漏れているのではないかと考える思考伝播(所謂サトラレ)や、他人の考えが自分の脳内に入り込むと考えてしまう上記の思考吹入と言ったものがあります。

その他にも思考奪取という、考えが抜き取られていると考えてしまう症状もあります。

思考奪取の説明はこれだけじゃ少しわかりずらいと思うので、次回の記事で私の体験踏まえて書きたいと思います。

サトラレと思ったら自分が思考を読んでいた

サトラレは漫画などの題材でもあるようですが、改めて説明しますと周囲に考えが漏れてしまっている状態です。

私は二回目の入院中に思いついたことが周囲に漏れているサトラレではないかと深く真剣に悩みました。

例として、髪が薄い男性の患者さんに、その時思っていないの急に(ハゲ!)と脳裏に浮かびその人が私のほうに振り向くなどです。

しかし、ある程度サトラレ状態の時が過ぎると、ある出来事がきっかけで今度は誰かの思考を読んでしまっているのではないかと考えました。

ある出来事とは、入院中に足の小指の爪をぶつけてしまい、血が出たので若い男性看護師の方に手当をしてもらいました。

その際「臭い!」と、自分が足の爪のにおいを鼻で感じる前に脳内に響きました。

これは蛇足で汚い話ですが、その時の入院中はあまりシャワーを浴びていませんでした。

そして、そのあとに私自身がにおいを感じ(臭い)とはっきり思いました。

当時はなぜ、自分がにおいを嗅ぐ前に「臭い」と認識するのかがひたすら謎でした。

その他にも初対面の人とあいさつしたときに(不細工)と脳裏に声みたいに浮かびました。

相手の方は全くそのような容姿ではないので私自身がそう考えるのは全くあり得ないので、疑問に感じました。

実はテレパシー?やっぱり妄想?幻聴?

上記の体験から、これはテレパシーのようなもので相手の思考を読んでしまうもので、言葉を受ける受信もできるのなら、言葉を送る送信もできるのではないかと当時は考えました。

その後、入院仲間を巻き込んである実験を行いました。

それは、思い浮かべた動物を言わないでただ頭の中で念じてもらい、動物を当てるというものでした。

実験は大失敗でした。何一つ当たらず、途中から質問は沢山していいという、ただのアーキネーターのようなゲームになりました。

この体験をしてから、退院後ひたすらGoogleで『テレパシー』と検索をしました笑

調べてもよくわからなかったですが・・・。

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